診療時間
平日 |
午前9時~12時30分、午後14時30分~午後17時30分
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金曜・土曜 |
午前9時~12時30分(午後休診) |
日曜・祝日 |
休診 |
診療科目
■心療内科・精神科
診察
- 支持的精神療法(カウンセリング)と薬物療法(漢方も取り扱っております)を組み合わせた治療を行っていきます。
- 必要に応じて血液検査等の身体検査も行うことが可能です。
- 頭部MRIなどの画像検査が必要な場合は、大学病院などにご紹介いたします。
心理療法
- 当院の心理検査やカウンセリングをご希望の方は、まず医師の診察が必要です。診察にてご希望の理由などを教えて頂きながら、心理検査やカウンセリングの治療の有用性を医師と一緒に考えていきます。その結果、心理師との心理療法(心理検査やカウンセリング)を行っていく流れとなります。ご不明な点は、当院の公認心理師までお問い合わせください。
リワーク
- うつ病などで休職中の方を対象にした復職に向けたトレーニング・プログラムです。自宅療養にて症状がある程度軽快した後は、復職に向けて頭と体のコンディションを整えていくことが大切です。また再発をしないために、これまでの生活の仕方や対人関係のあり方を振り返り、ストレスへの対処方法を身につけることが重要となります。そのようなことを目的として同じ悩みを抱えた仲間とともに復職への準備を行っていきます。尚、当クリニックは、うつ病リワーク研究会の正会員施設です。
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デイケア
- 自宅から通院をしながら,同じ悩みを持つ方々(メンバー)やスタッフと共に様々なプログラム活動を行う精神科リハビリテーション治療(集団療法)のひとつです。
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集団認知行動療法
■ 集団認知行動療法
つらい出来事や状況に直面して、「不安」や「ゆううつ感」などのために、思うように行動できないことはありませんか?
認知行動療法とは、人間の感情や行動が、物の受け取り方や考え方(認知)の影響を強く受けていることに着目し、不安やつらい気持ちに働きかけて、心を楽にしたり、問題解決を手助けする精神療法です。
中等症以上のうつ病に対して、認知行動療法の治療効果を認める報告が数多く発表されています。
当院では、グループ(集団)で行う形式を取っていますが、個人で行う認知行動療法と同等度かそれ以上の効果が得られると報告されています。グループで行うことで、メンバー同士で励ましあえる、対処法を参考にできる、メンバーの問題を通して自分の問題点に気づくことができる、などのメリットがあります。
■ 例えばこのような方に・・・
- いつも物事を悲観的に考えてしまう
- 上司や家族、知人の一言で、ひどく落ち込んでしまう
- 何か悪いことが起こると自分のせいだと思ってしまう
- 仕事で小さなミスをしただけで、この仕事は向いてない、ダメな人間だと考えてしまう
- うつで悩んでいるが、薬は使いたくない
■ プログラムについて※ 現在、リワークプログラムの一環として実施中
- 【主な対象疾患】
・気分障害(うつ病、気分変調症、双極性障害
・不安障害(全般性不安障害、パニック障害、社交不安障害)
・適応障害など
- 【日時】
毎週水曜日(午前11時~12時30分)
- 【スケジュール】
1クール 12回(更新制)
- 【参加人数】
5~10名程度
- 【スタッフ】
精神科医師1名、看護師1名
(スタッフは、集団認知行動療法研究会の基礎研修を履修しています)
- 【費用】
各種保険、自立支援医療制度の利用可(詳細はお問い合わせください)
- 【内容】
テキストや資料を用いた講義及びグループディスカッションなど
- 【使用テキスト】
・大野裕(2003).『こころが晴れるノート』.創元社
・福井至,貝谷久宜【監修】(2015).『認知行動療法ノート』.ナツメ社
アルコール治療
■ アルコール相談
- お酒の量が減らせない、健診などでアルコール性肝障害を指摘された、お酒を飲まないと寝つけない、お酒を飲んだ間の記憶がない・・・など
- 飲酒のことでお困りの方、ご家族の相談をお受けしております。
■ 節酒治療
- プレアルコホリック(何らかの飲酒問題を抱えているが、連続飲酒や離脱症状(禁断症状)のみられない、アルコール依存症まではいっていない状態。いわゆるアルコール依存症予備軍の方)を対象に飲酒日記、疾患講義、カウンセリングなどを組み合わせた節酒治療を行っています。
- アルコール依存症と診断された方は、断酒が必要となります。
精神保健福祉相談
- 自立支援医療の手続きについて
- 障害年金の受給について
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就労に関する相談について
一般就労、福祉的就労に関する情報提供
受給者証、その他の手続
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生活費について
生活保護の手続きに関する相談
日常生活自立支援事業の紹介
-
生活の場について
グループホームなどの情報提供
ご相談には当院の精神保健福祉士が対応いたします。
お電話でお問い合わせの上、お気軽にご相談ください。
訪問看護・往診
- 訪問看護とは、精神疾患をお持ちの方に、看護師や精神保健福祉士などが直接ご自宅やグループホームなどにお伺いして、相談をお受けしたり、助言や援助などのサポートをさせて頂く専門的なケアです。皆様の生活の場でお話を伺うことで、より具体的なアドバイスが可能となります。
- 主な目的:
- 細やかに症状を把握することで状態の安定をはかる
- 日常生活や対人関係の問題の相談
- 単身生活の方の生活維持
- ご家族の悩み事や不安の解消
- 認知症の方などの服薬状況の確認
- またご本人の精神状態や身体的な状態が悪化し、通院が困難となっている方に対して往診も行っております。医師と看護師がご自宅までお伺いして診察を行います。
- 利用の詳細につきましては、看護師長(案納)までご連絡下さい。
家族の集い
年2回(5月、11月)開催 当院に通院している患者さんの家族の方が、交流したり勉強したりする会です。 精神科医師などの講演の後、座談会形式で行っています。
患者さんの支えとなる医療機関や関係機関が集い、顔の見える関係づくりの場を目的として2017年12月から年1~2回の研修会を開催しています。